第14回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会

ごあいさつ

 このたび、第14回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会を2019(令和元)年12月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり、富山国際会議場にて開催する運びとなりました。

本会は病院前救急診療の進捗を図り、その普及に貢献することを目的として、2006(平成18)年12月に「日本病院前救急診療研究会」として発足しました。2013(平成25)年には「日本病院前救急診療医学会」として新たにスタートし、医師・看護師を正会員として、現在に至っております。
 過去の学術集会では、主にドクターカーの視点から病院前救急診療の充実、実践、役割やシステム構築などを取り上げ、重症度や緊急度の高い救急患者への病院前救護や治療に関しての活発な意見交換を行ってきました。ドクターカーは各地域の様々な救急の状況により様々な運用が行われています。
 1994年6月27日に、松本市で発生した神経ガスを用いたテロ事件である「松本サリン事件」では、当時、総務省の試行運用で行われていたピックアップ方式の「松本広域ドクターカー」が事件現場に出動し、患者の救命等の活動を行いました。私は、当時の信州大学附属病院救急部の担当者として、医師の現場活動の効果、課題などを身を以て実感しました。
近年ドクターカーの運用が全国各地で開始され、それぞれのメリットを活かした相互協力体制の充実化が求められています。
 日本病院前救急診療医学会はドクターカーを扱う学会であり、「ドクターカーを究める」をテーマに、病院前救急におけるドクターカーの意義について改めて考察し、病院前救急の未来について多面的に考えます。
 同時に、「全国ドクターカー連絡協議会」、「第3回指導医 紛争予防研究会」を合わせて開催いたします。

 現在、学会事務局では実りある学術集会を開催すべく、鋭意準備を進めております。一般演題及び事前参加登録の受付を行っております。演題登録期間は2019年6月3日(月)~8月2日(金)、事前参加登録は2019年6月3日(月)~9月6日(金)までとなっております。奮ってのご応募・ご参加をお待ちいたしております。

2019年6月吉日

第14回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会
会長 奥寺 敬
富山大学医学部 救急・災害医学 教授