会長挨拶

第26回日本外科病理学会学術集会 会長


藤井 努

富山大学 学術研究部医学系 消化器・腫瘍・総合外科

 この度、第26回日本外科病理学会の当番会長を仰せつかり、2022年11月18日(金)・19日(土)に富山市のホテルグランテラス富山にて学術集会を開催させて頂くこととなりました。歴史のある本学会を担当させていただくことは、富山大学消化器・腫瘍・総合外科教室にとって大変光栄なことでございます。このような機会をお与え頂きました竹山宜典理事長をはじめ、これまで本学会を支えてこられた本学会の役員・評議員・会員の皆様に心から感謝申し上げます。

 日本外科病理学会は「外科病理学に関する研究を推進し、わが国の医療水準の向上、専門領域を越えた会員相互並びに国内および国外の関連機関との連絡を図ること」を目的に1996年に第一回が開催されました。それ以来20年以上の歴史を積み重ね、外科や病理診断科だけでなく、泌尿器科や婦人科、放射線科などの先生方と領域横断的かつ体系的な議論ができるという、他には類をみない貴重な学会となっております。

 今回は、開催テーマを「真理の探究を未来に継ぐ」とさせて頂きました。診断された疾患を、外科手技により切除し病理組織学的に診断することは、まさに「真理の探究」であると思います。また私たちはこの知識・技術・ノウハウを後進・若手に継承しなくてはなりません。
そして後進・若手がこの「探求」を更に進化させることが、未来における医療・外科病理学の大きな発展につながるものと信じております。従いまして今回は、たくさんの若い先生方にご参加・ご登壇頂けることを願っております。

 11月の富山はすでに寒さが訪れておりますが、それだけに温泉もお楽しみ頂けると思いますし、きれいな水で作られた美味しいお酒や富山湾の新鮮な海の幸をご堪能頂きたいと思います。学会の時期には、本ズワイガニも解禁されたばかりです。学会の合間には市内からも見える美しい剣岳・立山連峰をご覧頂き、学会終了後には立山町のトロッコ電車で美しい紅葉をお楽しみ頂ければと思います。

 今回の学会は、このような時代であるためなかなか準備も容易ではないことも予想されます。不行き届きの面もあろうかと存じますが、どうかご容赦ください。感染対策を徹底した上で、実り多い学会となるように教室員全員で精一杯尽力する所存でございますので、多くの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。

富山大学 学術研究部医学系 消化器・腫瘍・総合外科 教授