日本生薬学会第67回年会[東京]

2021年(令和3年) 919 ・20 月・祝

会  場 星薬科大学(東京都品川区荏原2の4の41)
年会会長 森田 博史(薬学部生薬学研究室)

JSP

ご挨拶

令和 3年 1月 吉日

 日頃より,生薬学分野の研究ならびに教育へのご支援とともに,一般社団法人日本生薬学会の運営にあたりご協力を賜りますこと厚く御礼申し上げます.

 さて,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,本年度に開催予定であった年会を約1年延期し,来る2021年9月19日(日),20日(月)に「日本生薬学会第67回年会」の開催をお世話させて戴くことになりました.「第11回日中韓生薬学合同シンポジウム」と同時開催で行います.

 新型コロナウイルスの終息の見通しや関連する社会情勢の見極めが難しいなか,その開催方法については事務局としても試行錯誤のなかにあります.生薬学会としても,生薬・天然物化学の研究に携わる研究者,学生の発表の場を提供し,研鑽を積んでいただく事こそが責務であることは論を待ちません.現状に鑑みて年会の開催のあり方を模索するなかで,オンライン開催で執り行うことを決定いたしました.実行委員会では,昨今の自粛長期化に伴う閉塞感から脱却し,生薬学の持続的な発展につなげる契機としたく,ぜひとも本会を成功に導きたいと考えております.

 本学術大会におきましては,生薬,薬用植物および漢方薬など,多方面にわたる研究発表を行い,人類の健康と自然科学および生命科学の発展に貢献します.シンポジウムや特別講演では,「次世代を担う生薬研究の新展開」「腸内細菌と漢方薬」や「緩和医療と漢方薬」など幅広い生薬,漢方領域にわたる内容を計画しています.本年会が有意義なものとなりますよう関係者一同開催にあたり鋭意努力してまいりたいと存じます.「次世代への生薬学」をキーワードに若手を育成し,かつ,実り多い大会を実施したいと考えており,多数の皆様のご参加を心からお待ちしております.

日本生薬学会第67 回年会実行委員会
委員長 森田 博史 (星薬科大学教授)